一般的なご質問
もどる低年齢の時期から矯正治療をすれば、歯を抜かずに治療をすることが出来ますか。
出来る歯並びと出来ない歯並びがあります。
矯正治療を、永久歯と乳歯が混在している小学校高学年くらいから始めると、奥歯を後方に移動したり、アゴの横幅を拡大したり出来るので、歯を抜かずに治療することが出来ることがあります。
この場合は、永久歯が全て生え代わる前に、準備的な矯正治療を行い、この治療は早期治療とも言われています。
取り外しのできる矯正装置を使用することがありますので、ご本人の装置を使用する協力が重要です。
永久歯が生え代わる前に、装置を使用して、十分な効果がある場合などは、永久歯が生え代わってからの治療が、抜かずにできたり楽に短期間で治療できる場合もあります。
逆に、アゴの横幅を拡大しても、奥歯を後方に移動しても、歯を抜かなければ治療できない場合もあります。
矯正治療を始める前に、ある程度の予想ができますので、歯を抜かなければ治せないような歯並びの場合は、あえて永久歯が全て生え代わるまで治療を開始しないこともあります。
最近では、アンカースクリューをいう装置を使用すれば、永久歯が生え代わってからも、奥歯を後方に移動することが可能となっています。
アゴの拡大も20歳を過ぎても簡単な手術を併用すれば可能な場合がありますので、小学校から矯正治療を始めることにより、歯を抜かないで治療できる可能性が高くなるとは言えないと私は考えています。
ただし、小学生のころから早期治療を始める場合の方が、ゆっくりではありますが、患者さんの負担は少ないと思います。
早期治療を行いながら、小学校高学年という歯にとって大事な時期に、歯ブラシ指導を受けることにより、歯並びの治療と虫歯予防を両立できることもメリットです。
逆に治療期間が長くなってしまうことがあるので、早期治療を始める場合と、そうでない場合を比較して説明することがあります。
