矯正装置について
もどるデーモンシステムについて教えてください
現在最も流行している装置で、インターネットで検索するとたくさん出てきます。
この装置が革新的なのは、ブラケットにシャッターが付いており、このシャッターを開け閉めすることにより、ワイヤーを外したり固定したりします。
従来のようにゴムや結紮線でワイヤーを強く結ばないので、摩擦抵抗が極端に減少しました。そのために弱い力で、早く歯の移動が出来ると考えられています。また痛みも少ないと思います。アメリカ製で、装置の単価が最も高額であり、ブランド品と言えるかもしれません。
欠点としては、金属を使用しているために、装置が目立ってしまうことです。多少目立ってもいいから早く装置を外したいという方にお勧めします。
デーモンの一番大きなメリットは「弱い力で歯を動かすことが出来る」からです。
なぜ弱い力で歯を動かすことが出来るのかを説明すると、今までのブラケットはワイヤーを固定する時に、ゴムや細いワイヤー(結紮線)で固定していきます。このため歯が動く時に、歯とワイヤーを強く結んでしまうために摩擦抵抗が強くなって、歯の動きが遅くなったり、摩擦抵抗が強いために、より強い力で歯を動かすことが必要になります。
例えば、自転車を想像して欲しいのですが、ブレーキを握りながら自転車をこぐことを想像してください。 ペダルを踏んでもブレーキがかかっているために自転車は前に進まないし、ペダルをこいでいる足は強い力でペダルを踏まないと自転車は前に進んでくれません。
もしブレーキを握らないで自転車をこげば、スピードも速くなるし弱い力で自転車をこぐことが出来ますよね。
弱い力で歯を動かすことは以下のようなメリットがあります。それは歯の移動が速いと考えられていることです。
歯を動かす力が弱いと、歯の移動スピードが遅くなると思ってしまいますが、強い力を歯に与えると、歯の周りの組織に血流が途絶えてしまい、かえって組織の反応が遅くなってしまうので移動スピードが遅くなってしまうのです。
ですから弱い力で歯を動かすと、周りの組織の血流を邪魔することなく、組織活性度が高い状態で歯が移動できるのです。また痛みが少なくなるという研究結果があります。
日本大学松戸歯学部附属歯科病院矯正科にて治療中の患者に対して、デーモンシステムと従来のブラケットを装着し、移動中の歯の歯肉溝滲出液中のサブスタンスPの産生量を検討しました。
従来のブラケットに比べてデーモンシステムは1/2~1/3に抑制されました。よって、従来の矯正装置より、デーモンやクリッピーなどの装置の方が痛みは少ないと考えられています。
しかしながらこれらを治療に用いることによる治療期間の大幅な短縮に関しては、未だ、医学的に明確な根拠(厳密な研究手法で行なわれた公正なデータ)はなく、また矯正歯科専門医の間でも、賛否両論があります。
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この装置が革新的なのは、ブラケットにシャッターが付いており、このシャッターを開け閉めすることにより、ワイヤーを外したり固定したりします。
従来のようにゴムや結紮線でワイヤーを強く結ばないので、摩擦抵抗が極端に減少しました。そのために弱い力で、早く歯の移動が出来ると考えられています。また痛みも少ないと思います。アメリカ製で、装置の単価が最も高額であり、ブランド品と言えるかもしれません。
欠点としては、金属を使用しているために、装置が目立ってしまうことです。多少目立ってもいいから早く装置を外したいという方にお勧めします。
デーモンの一番大きなメリットは「弱い力で歯を動かすことが出来る」からです。なぜ弱い力で歯を動かすことが出来るのかを説明すると、今までのブラケットはワイヤーを固定する時に、ゴムや細いワイヤー(結紮線)で固定していきます。このため歯が動く時に、歯とワイヤーを強く結んでしまうために摩擦抵抗が強くなって、歯の動きが遅くなったり、摩擦抵抗が強いために、より強い力で歯を動かすことが必要になります。
例えば、自転車を想像して欲しいのですが、ブレーキを握りながら自転車をこぐことを想像してください。 ペダルを踏んでもブレーキがかかっているために自転車は前に進まないし、ペダルをこいでいる足は強い力でペダルを踏まないと自転車は前に進んでくれません。
もしブレーキを握らないで自転車をこげば、スピードも速くなるし弱い力で自転車をこぐことが出来ますよね。
弱い力で歯を動かすことは以下のようなメリットがあります。それは歯の移動が速いと考えられていることです。
歯を動かす力が弱いと、歯の移動スピードが遅くなると思ってしまいますが、強い力を歯に与えると、歯の周りの組織に血流が途絶えてしまい、かえって組織の反応が遅くなってしまうので移動スピードが遅くなってしまうのです。
ですから弱い力で歯を動かすと、周りの組織の血流を邪魔することなく、組織活性度が高い状態で歯が移動できるのです。また痛みが少なくなるという研究結果があります。
日本大学松戸歯学部附属歯科病院矯正科にて治療中の患者に対して、デーモンシステムと従来のブラケットを装着し、移動中の歯の歯肉溝滲出液中のサブスタンスPの産生量を検討しました。
従来のブラケットに比べてデーモンシステムは1/2~1/3に抑制されました。よって、従来の矯正装置より、デーモンやクリッピーなどの装置の方が痛みは少ないと考えられています。
しかしながらこれらを治療に用いることによる治療期間の大幅な短縮に関しては、未だ、医学的に明確な根拠(厳密な研究手法で行なわれた公正なデータ)はなく、また矯正歯科専門医の間でも、賛否両論があります。
